縄文の神秘 (3) 青龍刀と朱塗りの太刀
前期から、中期、後期まで、石刀や石剣は、各地で出土しているのだが。
中期・青森県・近野遺跡・21.1cmL中央石刀・青森県埋文センター
晩期・青森県・八戸市・是川中居遺跡・23.9cmL(下)重文・八戸市縄文学習館
晩期・北海道・古内町・札刈遺跡・(中)白ノ浜遺跡・35.9cmL・北海道開拓記念館
これら、石剣、石刀の類は、柄・握りの部分に装飾があるものが多い。
その中で、こういった装飾のないのが青龍刀形といわれる特殊な形態のもの。
中期・岩手県・軽米町・吹屋敷遺跡・35.2cmL・岩手埋文セ
中期・秋田県・男鹿市・泉野遺跡・31cmL・2.5cmT・男鹿真山伝承館・刃部の根元、窪みあり
中期・北海道・八雲町・栄浜I遺跡・31.1cmL・シルト製で極めてもろい
そして、鯨骨製の青龍刀。
中期・青森県・天間林村・二ツ森貝塚・24.1cmL・鯨骨青龍刀
中期・北海道・八雲町・コタン温泉遺跡・28.2cmL・鯨骨製青龍刀
そして、何と、朱塗りの木太刀!!!
晩期・青森県・八戸市・是川中居遺跡・67cmL・八戸市縄文学習館・重文
朱塗りの弓も出土している。
大きすぎるので半分だけ、お見せする。
晩期・青森県・八戸市・是川中居遺跡・130cmL
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