縄文の神秘 (1) これが、本性!



のほほんとした、その顔。
それをどのように解釈しようと、大抵の人が、これが本来の姿だと誤解している。

例えば、吉田敦彦氏は、「もしそうならこの土器によって表された女神は、体内に恐らく彼女のこの神と見なされた燃える
火神を宿して、その火に身体を焼かれる母神であったと想像される」とする。  <縄文の神話>


中期・長野県・御殿場遺跡・38.6cmH



然し、下の姿を見てごらん。
表の顔は、薄べったい板に描かれた申し訳だけのもの。






だから、板を抱えている、この怖ろしいものが、その本性。









これは、自ら産み落としたカクツチ焼かれて死んだイザナミのように、体内の火に焼かれて、嘔吐し、糞便を垂れ流し悶
絶する地母神の真の顔だとしても、





では、これは、なんであろうか?この怖ろしいものは?




唯一、両手を合わせたところだとする、とんでもない説があるのみで、皆避けてとおっているのが実情。




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