縄文の末裔 (2) 「所謂、現代の陶芸家」
陶芸家。例えば、北大路魯山人。
彼の作品は、実用的なものに限っては、良いものがある。
特に、実際に使われた時、良いというのは定評。
さて、抽象的な造形に走った陶芸家達。
例えば、国吉清尚。実用的なものを作っている間はよかった。
実用を離れたものを指向したとたんに、すぐ、行き詰る。
ここでいきずまった。
最後の作品。
彼は、早く縄文を知っていれば、もっと楽な人生を送れたのではないか。
陶芸家が良く使う言葉、火の芸術、景色など。
こういう偶然に頼ったものは、所詮、人間が創作とはいえない。
面白けれどね。
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