アメリカ合衆国の遺跡



「アメリカの遺跡だよ」と、サンアントニオのアラモの砦に連れて行って、大顰蹙をかったが、メサ・ヴァードやチャコ・ヴァレ
イ以外にも、米国には各地に多くの先住民の遺跡があった。




ただ、そのほとんどは、侵略してきた白人どもにぶっ壊されて、まともな形がのこっているものは、彼等にとって何の価値
もなかった僻地に有るものだけだといわれている。

これは何処の国でも起こることで、遺跡の上に遺跡が何層も積み重なっているのは珍しいことではない。米国の場合
は、ぶっ壊した時期が新しいので記録や記憶に残っているだけ。





*我が裏庭の遺跡                      *遺跡の岡の家      


残っているもので、一番有名なのは、OhioのSerpent Mound。

蛇が、卵を咥えている形が盛り土で造られている。

こういった何かの形を現した塚は、何れも、盛り高が低いので、よい光線の状態でないと見えにくい。このGreat Serpent
Moundは、よく整備されていて、形がはっきりとわかる珍しいもの。


普通は、盛り土の高さが低い為に、よほど光線状態が良い時しか見えない。




この、月の祭と関係があるといわれるThe Octagon Earthworks オクタゴン・アースワークは、オハイオ州、ニューアーク 
Newark, OhioのMoundbuilders Country Club ゴルフコースの中にあって、非常によく整備されている。
上空からは、雪が降ってコースがクローズになると特に良く判るのだそうだ。








こういった盛り土で造られた遺跡は世界各地にある。
然し、ペルーの地上絵と同様に、大きすぎて、地上からは判別できないものが多いようだ。下は、アイルランドのもの。


アイルランドには、とんでもない遺跡が残っている。

The Megalithic Passage Tomb at Newgrange was built about 3200 BC.



これは、比較的古くから知られていたらしいが、普通は、大きなものでも、歴史と自然の中に埋没して仕舞う。


日本の秋田県角市の「クロマンタ」、黒又山が階段式ピラミッドであった事だって、平成になってからの発見だ。


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