John Denverでも、有名なデンバー・コロラド。

結構、浮き沈みの激しかったこの町には、とんでもないローカルな食い物がある。マウンテンオイスター、ポテトスキン、
バッファロウ・ステーキなんかだ。

ポテトスキンというのは、ジャガイモの皮を厚くむいて、焼いたりしたもので、ビールのつまみには最適だけれど、昔はジ
ャガイモの皮も捨てられなかったという名残だろうね。

バッファロウ・ステーキは結構うまいよという人もいたが。

＊さて、マウンテンオイスターて、なーんだ？

デンバー・コロラドといえば、何といってもCoorsの本拠地で有名だよね。

何は無くてもロッキー山脈の水だけはあった。

元々のクアーズは小さなローカルなビール屋だったのが、うまい自然水で作った水みたいなビールが当たったんだね。
マーケッティングの勝利だ。いや運もあるかな。

でも、実は、Coorsは、10種類以上の品種を生産していて、その3種類くらいは実にこくがあるおいしいビールなのです。

デンバーなんてどこも案内するところが無いから、すぐ、お手軽なCoorsの工場の見学に連れて行かれちゃう。

もう見たからといっても、まあまあ、と何回見たやら。ついにクアーズのガイドのねーちゃんに、Welcome back！とウインク
されちゃった。

デンバー･コロラドに通っていた頃は、ここに、所謂「ハイテク」は何でも招聘して活性化しようというプロジェクトが盛んだ
った。

このケースでは、珍しくこっちがお客さんだったから、州が最高級ホテルを取ってくれた。

専用エレベータで行く我々が泊まっていた階のフロワーマネジャーの女性が何処から来たのかと聞くからNYだよと言っ
たら、一生に一度はどうしてもNYに行きたいと言った。

グレイス・ケリーもどきの目の覚めるような美人だけれど、これが又、ジーパンをはくと決まるんだな。顎足つきでNYに招
待するよと誘ったんだけれど、いざとなると矢張り怖いといってきた。まあ、NYにおいたら、田舎っペーでどうにも成らな
かっただろうね。確かに、その当時のNYは、文字通り、怖い怖いところだった。

山のほうにドライブに行った帰りに真っ暗になっちゃって、曲がり角で突然鹿に出会った。ヘッドライトに照らし出された
やつは、馬ほども有ったね。

テキサスでは牛の事故、デンバーでは鹿の事故。車がめちゃくちゃに成ってしまう。