普通、Seattleというととても広い所のように思われているようだが、実は狭いんだ。
ダウンタウンから20分北に行けば、もうRichmond、ワシントン湖を渡ればMercer Islandマーサを通って20分でBellevueベ
ルビュー、北も20分でBurienブライアン。235km2あることになっているが、水面が多いから、地面としては東京都の大きな区く らいなものだ。
Seattleは北緯47度だから,樺太のサハリンの緯度。極寒の地のはずだが、メキシコ湾流のおかげで、冬もそんなに寒く
ないし、雪もあまり降らない。夏の平均気温が高いほうで24℃位、湿度65%以下、こいつは気持ちがいい。28℃になる とこっちの奴等は、こんなに暑くてはゴルフが出来ないとぬかす。
Seattleに2年も住むと毛穴が閉じてしまって、南部の暑いところに行くと苦しい。でも、Seattleから4時間かけてHouston,
TXの空港に降りたつと暑さと同時に、じとっとする湿気、日本に帰ったようでほっとするところでもあります。
さて、Seattleは狭いけれどWashington州は広い。
下の図で、North CascadeからMt.Rainerにつながる壁のようなCascade mountainsカスケード山脈を越えた東側は、砂漠
みたいになってドライ、灼熱、寒暖の差が激しい世界になる。ここがワシントン州のワイン用ブドウの主生産地、ワイナリー が林立している。
なお、世界の優秀なワインの生産地はすべて、Seattleと同じ北緯47度の上にあって、これをワインベルトというそうな。
日本ではカルフォルニアワインだけど、実はワシントンワインが数段上。
400以上のワイナリーがある。
I90アイ・ナインテイでカスケードを越えてI82でYakima Valleyヤキマ渓谷のWine countryに行ってみるのが一番だが、そうま
でしなくても、Seattleの近所で風情のあるワイナリーを訪れることが出来る。私のごひいきは、シャトー・サン・ミッシェル。 ここのワインは旨い。
このワイナリーがある、ワシントン湖沿いのウッディンビル近郊エリアは、ワイナリーがどんどん増えているみたいだから、
ワイン好きだったらみんな飛び込んで見たらい。勿論、見学の後でテイスティングできる。でもここら辺のワインは高い よ。$10から$20はする。
兎に角、近くに、こんな良いところがあるのだから、シアトルに行ったら絶対に訪れるべき所だろうね。
**シアトルのマツタケまがいは、鹿が食っているのを見て、採り始めたそうだ。
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