テキサス 世界最高の肉!!

アメリカで肉といえば、プライムリブ(ローストビーフ)が当たりだと、こればかり食っている人が多いけれど、矢張りステーキも
食って欲しい。


全米各地にあって、当たり外れのないステーキ屋は、Ruth's Chris、ルースズ・クリス。
30年くらい前に初めて行ったときには、「うちの牛は専用牧場で作っているんだ」と胸を張っていたが、全世界に80店舗
も出来た今じゃそうもいってられないだろうけれどね。

ルースズ・クリスは、塩コショウだけの炭焼きだから日本人向き。
ここでは一つ、Porterhouseポーターハウスを頼んで、2〜4人で、シアすると良い。
こいつはT-ボーンと似ているけれど、一味、味が違う。T形の骨の両側の肉をRib-Eyeリブアイといい、Tの棒の下につい
ている肉が大きいとSpencerスペンサーと言う。全部併せて、ポーターハウス。こいつを出来れば、レア、少なくともミディ
アムレアに焼いてもらって堪能する。




 

次は、今も、ヒューストンで大流行のFogo de Chaoフォゴ・デ・ション。
なんと、1997年に、ブラジルはSao Pauloから肉の本場のテキサスに乗り込んできた。シラスコ、要するに肉の串焼きだ
けれどアメリカ人は肉の焼き方を知らない(同感)ということで、ブラジルから焼き手とそしてウエイターまで連れてきてい
る。

あまり宣伝しないのに、口コミで連日満員、日本で言うところの予約が取れない店。我々が行ったときも、満席の盛況だ
った。

ここでは、いろんな部位のいろんな焼き方の肉をテーブルまで串にさして持ってきて、ほしいというと切り取ってくれる。
シュラスコ・ホジージョ(ロジージオ)(焼肉食べ放題)、旨いぜ。




丁度、大きなメンコくらいの丸い紙をくれて、こいつの緑色の面を上に向けておくと、際限なくもってくる。赤でストップ。


    赤と緑が裏表になっている                サラダやブラジル風のサイドデッシュのコーナー


この店はBeverly Hills, CA,Chicago,Atlanata,Dallasにも出来たとのこと。


HoustonのFogo de Chaoは、有名なWestheimer ROAD沿い、Ruth's Chrisは、一筋南のRichmond Avenue沿いにあ
る。以上、大宣伝だが、何ももらっているわけじゃない。



牛肉のテキサスにも、Aussie beefのOutbackが入ってきているし、中々、油断ならない状況になってきた。

然し、高価なレストランに行かなくても、自分で焼ければ、十分おいしいステーキが食える。
スーパーマーケットの肉売り場でフィレ肉が三つ位入ったものが$5〜8位で買える。一般の肉の値段は、kg当たり$2〜3だから、普通はこんな高い肉は中々買わない。このフィレを胡椒と塩とニンニクで、レアに焼いてごらん。完全輸入自由化したら、絶対に負けてしまう味になる。

余談だが、カルフォルニア米は、ちゃんと炊けば、とても旨い米だ。もっとも、カルフォルニア生一本はいただけないが。

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