今夏、軽井沢に滞在した時、偶然、浅間縄文ミュージアムが開館していたのを見つけた。
日本全国、縄文ブームだね。
火焔や水煙の華やかさはないが、ここの国重要文化財の焼町土器(中期)の独特の造形、中々面白い。
然しね、残念なことに、肝心のこの目玉の焼町土器群の展示方法と照明が良くないね。
東京国立博物館の法隆寺館の照明を真似たつもりかもしれないが(法隆寺館も決して良くない)、変に凝った、こういう
照明設計は邪道。
ところが表の展示室になるとその照明は、極めて良い。今まで見た中で最良。
「そのもの自身に語らせる」のが展示の理想なんだから、人に物を見せるという感覚をはきちがえないで欲しいものだ。
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