縄文の世界  八ケ岳山麓、藤内遺跡 双眼五重深鉢




さて、藤内出土、中期の傑作、井戸尻考古館一派によって、「双眼五重深鉢」と呼称されている逸品。

一番華やかな面の把手は、通常、ミミズクだとされている。



一般の展示状態では全く判らないが、内面に平坦なリング状の出っ張りがあり、これに落し蓋を設置出来る。

即ち、蒸し器として使える。




中期・長野県・藤内遺跡・藤内14号住居祉出土・藤内II式



この土器、最上段の目と言われる面白い把手ばかり注目されるが、実は、各段の文様が実に面白い。

先ず、ミミズク把手の反対側から見て欲しい。








































上縁に、四つ、ついている、丸い輪が対になったものを「双眼」と呼び、蛙の目からきたものだと言っている。



これは蛙だと言う。








これなんざ、韮澤何がしに言わせりゃ、UFOだろう。











*この土器の展示の有無は、尖石縄文考古館に問い合わせること。

トップへ
トップへ
戻る
戻る




1 inserted by FC2 system