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近代日本における土偶の再認識 二コール・クーリッジ・ルーマニエール Nicole Coolidge Rosmaniere 川端は、この土偶を女性を表したものと考えていたようで、次のような文章を残しているー 「この土偶像を見るとき、色々な思いが、止まることなく湧き出てくる。像は、横から見ても、後ろから見ても実に興味深い。現代の前衛的な彫刻を思わせるが、この類のものに、しばしば感じられるわざとらしさや欠陥がまったく感じられない。正に驚くべきものである。その4000年前の創造物が、常に執筆している自分の原稿用紙の前に在って、私に語りかけてくる。振り返って床の間をみると、白梅の盆栽が目に入る。これがまた五六百年前のものである。北山台杉の天井も又、五六百年前のものである。こうした年古りたものたちが私を囲んでいる。」―川端は、彼の周りにある土偶のような者たちを愛し、彼らからインスピレーションを得ていたことは、明白である。 −−−「土偶とともに」の写真は、米国の有名な写真家、ユーサフ・カーシュによって撮られたものである。−−−
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